正答5
解説
正解は5です。
わが国の脳血管疾患・心疾患の動向と、健康日本21の循環器病対策を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 脳内出血の死亡率は1960年代以降大きく低下し、1970年代半ばに脳梗塞と逆転しました。
1980年代以降は、脳梗塞の粗死亡率の方が脳内出血より高く推移しています。
2:× 心疾患は死亡総数の約15%、脳血管疾患は約7%です。
両者を合わせても約2割程度で、3割は超えません。
3:× わが国では、脳卒中の疾病登録は義務化されていません。
一部の地域や学会で登録事業が行われていますが、全国一律の義務ではありません。
4:× 健康日本21(第二次)の最終評価では、脳血管疾患・虚血性心疾患の年齢調整死亡率の減少は目標値に達したと評価されました。
5:○ 健康日本21(第三次)の循環器病の目標には、特定健康診査の実施率の向上と特定保健指導の実施率の向上が含まれます。
健診で高血圧や脂質異常症を早期に見つけ、発症や重症化を防ぐためです。
【ポイント】
健康日本21(第三次)の循環器病の目標には、脳血管疾患・心疾患の年齢調整死亡率の減少、高血圧の改善、脂質高値の者の減少、メタボリックシンドロームの該当者・予備群の減少も含まれます。