正答5
解説
正解は5です。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)、気管支喘息、誤嚥性肺炎、真菌感染症、肺がんの特徴を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× COPDでみられる口すぼめ呼吸は、吸気時ではなく呼気時に行います。
口をすぼめて息をゆっくり吐くと気道内圧が高まり、気道の虚脱が防がれて呼出しやすくなります。
2:× 小児の気管支喘息は、ダニやハウスダストなどに対するアレルギーによる外因性(アトピー型)が多いです。
内因性(非アトピー型)は成人で多くみられます。
3:× 誤嚥性肺炎は、重力の影響を受けやすい下葉に多く起こります。
特に右主気管支が垂直に近いため、右下葉に多いです。
4:× アスペルギルス肺炎の原因は、細菌ではなく真菌(カビ)のアスペルギルスです。
免疫が低下した人に起こりやすい感染症です。
5:○ 肺がんの病期分類には、TNM分類が用いられます。
T(原発腫瘍の大きさと広がり)、N(リンパ節転移)、M(遠隔転移)の組合せで病期を決めます。
【ポイント】
COPDは喫煙が最大の原因で、息を吐きにくくなる閉塞性換気障害(1秒率70%未満)を示します。
エネルギー消費量が増えるため、体重減少を防ぐ栄養管理が重要です。