あるシステムを開発するための工数を見積もったところ150人月であった。
現在までの投入工数は60人月で,出来高は全体の3割であり,進捗に遅れが生じている。
今後も同じ生産性が続くと想定したとき,このシステムの開発を完了させるためには何人月の工数が超過するか。
正答1
解説
正解は1です。
進捗の遅れから、完了までに超過する工数を求める問題です。
今後も同じ生産性が続くので、これまでの「投入工数と出来高の比率」を全体に当てはめます。
【計算】
60人月で全体の3割が完成しています。
全体を完成させるのに必要な工数は、60人月÷0.3=200人月です。
当初の見積りは150人月です。
超過する工数は、200人月-150人月=50人月です。
【選択肢別解説】
1:○ 上の計算のとおり、全体で200人月かかるので、見積りより50人月超過します。
2:× 90人月は、当初見積り150人月から投入済みの60人月を引いた残りの工数です。
遅れを考慮していません。
3:× 105人月は、150人月の残り7割分です。
当初見積りの残作業量であり、超過する工数ではありません。
4:× 140人月は、残り7割の作業に必要な工数(200人月×0.7)です。
今後必要な工数であり、超過分ではありません。
【ポイント】
実績の生産性で見積り直した総工数と、当初の見積りの差が超過工数です。
「今後必要な工数」と「超過する工数」を区別して読み取りましょう。