システムが時間とともに図のように故障と回復を繰り返した。
このとき,RASISの信頼性(Reliability)と可用性(Availability)を表す指標の組合せとして,適切なものはどれか。
ここで,T=(1/n)Σt_i,S=(1/n)Σs_i とする。
(図:1回目の故障〜n回目の故障までの時間軸に t_1,s_1,t_2,…,t_n,s_n の区間が並び,各s_iの後に回復が起きる)
正答2
解説
正解は2です。
図では、t_iがシステムの稼働している時間、s_iが故障してから回復するまでの停止時間です。
RASISのうち信頼性は平均故障間動作時間、可用性は稼働率で表します。
【計算】
平均故障間動作時間MTBF(Mean Time Between Failures):T = (1/n)Σt_i
平均修理時間MTTR(Mean Time To Repair):S = (1/n)Σs_i
稼働率 = MTBF ÷ (MTBF + MTTR) = T/(T+S)
【選択肢別解説】
1:× 信頼性をTとするのは正しいです。
しかし、Sは平均修理時間であり、可用性(稼働率)ではありません。
2:○ 信頼性は稼働時間の平均Tで表されます。
可用性は全時間に占める稼働時間の割合なので、T/(T+S)です。
3:× T+Sは故障から次の故障までの1周期の平均時間です。
信頼性の指標は稼働時間の平均Tであり、可用性もSではありません。
4:× 可用性T/(T+S)は正しいですが、信頼性はT+SではなくTで表します。
【ポイント】
RASISは、信頼性(Reliability)、可用性(Availability)、保守性(Serviceability)、保全性(Integrity)、安全性(Security)の頭文字です。
保守性の指標はMTTRで、短いほど保守性が高くなります。