使用性(ユーザビリティ)の規格(JIS Z 8521)では,使用性を,“ある製品が,指定された利用者によって,指定された利用の状況下で,指定された目的を達成するために用いられる際の,有効さ,効率及び利用者の満足度の度合い”と定義している。
この定義中の“利用者の満足度”を評価するのに適した方法はどれか。
インタビュー法 ヒューリスティック評価 ユーザビリティテスト ログデータ分析法 購入状況を確認しています… 正答 1
解説 正解は1です。
JIS Z 8521の使用性は、有効さ、効率、利用者の満足度の3要素で定義されています。
このうち満足度は利用者が感じる主観的なものなので、利用者本人に尋ねる方法で評価します。
【選択肢別解説】
1:○ インタビュー法は、利用者に直接質問して意見や感想を聞き取る方法です。
使ってみてどう感じたかという主観的な満足度を把握するのに適しています。
2:× ヒューリスティック評価は、専門家が経験則(ガイドライン)に照らして画面などの問題点を洗い出す方法です。
利用者自身の満足度は測れません。
3:× ユーザビリティテストは、利用者に実際にタスクを実行してもらい、その様子を観察して問題点を見つける方法です。
主に有効さや効率の評価に向いています。
4:× ログデータ分析法は、操作履歴を分析して客観的なデータを得る方法です。
操作時間などの効率は分かりますが、満足度という主観は分かりません。
【ポイント】
満足度のような主観的評価には、インタビューやアンケート(質問紙法)を用います。
効率や有効さは、テストやログから客観的に測定します。