ITサービスを廃止する際には,使われていた資産を包括的に識別し,余分な資産の除去や解放を適切に行うことが重要である。
除去すべきでない資産を誤って除去することが原因で起こる可能性がある事象はどれか。
正答4
解説
正解は4です。
ITサービスを廃止するとき、そのサービスで使っていた資産の中には、ほかのサービスと共有しているものがあります。
共有資産を誤って取り除くと、関係ないはずの別サービスに影響が出ます。
【選択肢別解説】
1:× 使わなくなる領域の無駄使いは、除去すべき資産を除去しなかった場合に起こる事象です。
誤って除去した場合の事象ではありません。
2:× 保守料金の過払いは、不要になった機器やソフトウェアの保守契約を解約しなかった場合に起こります。
除去し忘れの事象です。
3:× ソフトウェアライセンスの無駄使いは、不要になったライセンスを解放しなかった場合に起こります。
これも除去し忘れの事象です。
4:○ 廃止するサービスと資産を共有している別のITサービスでは、その資産がなくなると正常に動かなくなります。
インシデントの発生につながるので、誤って除去した場合の事象です。
【ポイント】
選択肢1~3は「除去すべき資産を残した」場合の無駄であり、選択肢4は「残すべき資産を除去した」場合の障害です。
廃止の前に、構成管理の情報で資産の共有関係を確認することが重要です。