正答1
解説
正解は1です。
ITサービスマネジメントの用語である「既知の誤り(既知のエラー)」の定義を問う問題です。
ITサービスマネジメントでは、インシデントと問題を区別します。
インシデントはサービスの中断や品質の低下という事象で、問題はインシデントを引き起こす根本原因です。
【選択肢別解説】
1:○ 既知の誤りは、根本原因が特定されているか、回避策が存在している問題のことです。
既知の誤りとして記録しておくと、同じインシデントが起きたときに速やかに対応できます。
2:× サービスデスクに寄せられた新たなインシデントは、まだ原因が分かっていない事象です。
根本原因や回避策が判明した問題ではないので、既知の誤りではありません。
3:× サービスマネジメント計画の矛盾や漏れは、計画の不備です。
既知の誤りという用語は、インシデントの原因となる問題について使います。
4:× 静的検査で見つけたプログラムの誤りは、開発中のソフトウェアの欠陥です。
サービス運用での既知の誤りとは別のものです。
【ポイント】
問題管理では、インシデントの根本原因を調べ、既知の誤りとして記録し、恒久的な解決策につなげます。
インシデント管理の目的は、原因の究明よりもサービスを早く回復させることです。