正答4
解説
正解は4です。
電子メールに関するセキュリティ技術の役割を問う問題です。
メールの送信にはSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、受信にはPOP3(Post Office Protocol version 3)などを使います。
本問は、送信時に送信側メールサーバで利用者を認証する仕組みを問うています。
【選択肢別解説】
1:× APOP(Authenticated POP)は、メール受信時のパスワードをチャレンジレスポンス方式で送り、平文で流さないようにするPOP3の認証方式です。
送信時の認証ではありません。
2:× POP3Sは、POP3の通信をSSL/TLSで暗号化したものです。
受信時の通信を保護する仕組みです。
3:× S/MIME(Secure/Multipurpose Internet Mail Extensions)は、メール本文の暗号化やディジタル署名を行う規格です。
メールサーバでの送信者の認証は行いません。
4:○ SMTP-AUTHは、メール送信時に利用者IDとパスワードで利用者を認証し、認証できた場合だけメールの送信を受け付ける仕組みです。
第三者による不正な中継の防止に役立ちます。
【ポイント】
送信の認証はSMTP-AUTH、受信の認証はAPOP、通信路の暗号化はPOP3SやSMTPS、本文の暗号化と署名はS/MIMEと整理します。