正答1
解説
正解は1です。
データセンタで採用が進む、直流給電の利点を問う問題です。
従来の交流給電では、UPSや各機器の電源装置で、交流と直流の変換を何度も繰り返します。
直流で給電すると変換の回数が減り、そのたびに生じていた電力損失を抑えられます。
【選択肢別解説】
1:○ 交流から直流、直流から交流への変換を減らせるため、変換に伴う電力損失を低減できます。
これが直流給電の主な利点です。
2:× 受電設備の電圧と、CPUなどのLSIが必要とする電圧は大きく異なります。
直流給電でも、途中で電圧を変換して供給する必要があります。
3:× 直流給電でも、停電すれば電力の供給は止まります。
電源バックアップ用のバッテリは引き続き必要です。
4:× トランス(変圧器)で容易に昇圧・降圧できるのは、交流の特徴です。
直流の電圧は、トランスだけでは変えられません。
【ポイント】
直流給電の利点は、変換損失の低減による省エネルギーと、変換装置が減ることによる信頼性の向上です。
トランスで変圧できることは、交流が送配電に使われている理由の一つです。