主記憶装置の高速化の技法として,主記憶を幾つかのアクセス単位に分割し,各アクセス単位をできるだけ並行動作させることによって,実効アクセス時間を短縮する方法を何というか。
正答4
解説
正解は4です。
主記憶の高速化技法の名称を問う問題です。
主記憶を複数の単位(バンク)に分け、それらを並行して動作させる方法が問われています。
【選択肢別解説】
1:× 仮想記憶は、補助記憶装置を利用して、主記憶の容量より大きなアドレス空間を利用できるようにする方式です。
容量の問題を解決するもので、アクセスを並行させて高速化する技法ではありません。
2:× キャッシュメモリ方式は、CPUと主記憶の間に高速で小容量のメモリを置く方式です。
よく使うデータを高速なメモリに置いて実効アクセス時間を短縮するもので、主記憶を分割する方式ではありません。
3:× ダイレクトメモリアクセス(DMA:Direct Memory Access)は、CPUを介さずに入出力装置と主記憶の間で直接データを転送する方式です。
CPUの負担を減らす技術であり、主記憶の分割とは関係ありません。
4:○ メモリインタリーブは、主記憶を複数のバンクに分割し、連続するアドレスを異なるバンクに割り当てます。
連続したアクセスを複数のバンクで並行して処理できるので、実効アクセス時間を短縮できます。
【ポイント】
主記憶の高速化には、キャッシュメモリ(高速なメモリを間に置く)とメモリインタリーブ(主記憶を分割して並行動作させる)があります。
「分割」「並行」というキーワードはメモリインタリーブと結びつけて覚えます。