正答3
解説
正解は3です。
マルチプロセッサシステムの結合方式に関する問題です。
密結合マルチプロセッサは、複数のプロセッサが主記憶を共有し、一つのOSで制御される方式です。
疎結合マルチプロセッサは、プロセッサごとに主記憶とOSをもち、通信回線などで結ばれた方式です。
【選択肢別解説】
1:× 疎結合マルチプロセッサシステムでは、各プロセッサがそれぞれ独立した主記憶をもちます。
主記憶を共有するのは密結合マルチプロセッサシステムです。
2:× 疎結合マルチプロセッサシステムでは、プロセッサごとにOSが動作します。
物理的に一つのOSによって制御されるのは密結合マルチプロセッサシステムです。
3:○ 密結合マルチプロセッサシステムでは、主記憶を共有しているので、各タスクをどのプロセッサでも実行できます。
同じデータを複数のプロセッサが同時に扱う可能性があるため、タスク間で同期をとる機能が必要です。
4:× ジョブやトランザクションの単位で負荷を配分するのは、疎結合マルチプロセッサシステムの特徴です。
密結合マルチプロセッサシステムでは、より細かいタスクの単位で各プロセッサに処理を割り振ります。
【ポイント】
「主記憶を共有・OSが一つ」なら密結合、「主記憶とOSがそれぞれ別」なら疎結合と覚えます。
密結合では主記憶へのアクセス競合と同期制御が課題になります。