正答4
解説
正解は4です。
プログラムを構成するモジュールを結合(リンク)するタイミングに関する問題です。
モジュールの結合には、実行前にまとめて結合する方式と、実行時に必要に応じて結合する方式があります。
【選択肢別解説】
1:× インタプリタは、ソースプログラムを1命令ずつ解釈しながら実行する言語処理プログラムです。
モジュールを結合する方式の名称ではありません。
2:× オーバレイは、主記憶に入りきらない大きなプログラムを複数の部分に分け、必要な部分を同じ領域に順に読み込んで実行する方式です。
主記憶を節約する手法であり、モジュールの結合方式ではありません。
3:× 静的リンキングは、プログラムを実行する前に、連係編集プログラム(リンカ)で必要なモジュールをすべて結合しておく方式です。
実行時ではなく実行前に結合する点が問題文と異なります。
4:○ 動的リンキングは、プログラムの実行中に、必要になったモジュールをその時点で結合する方式です。
共有ライブラリ(DLLなど)を複数のプログラムで共用でき、主記憶やディスクの使用量を減らせます。
【ポイント】
静的リンキングは「実行前にまとめて結合」、動的リンキングは「実行時に必要な分だけ結合」と区別します。
動的リンキングでは、ライブラリを差し替えるだけで複数のプログラムに修正を反映できます。