部品や資材の調達から製品の生産,流通,販売までの,企業間を含めたモノの流れを適切に計画・管理し,最適化して,リードタイムの短縮,在庫コストや流通コストの削減などを実現しようとする考え方はどれか。
正答4
解説
正解は4です。
企業の経営管理に関する略語の意味を問う問題です。
部品や資材の調達から生産、流通、販売までの企業間を含むモノの流れを全体で最適化する考え方は、SCMです。
【選択肢別解説】
1:× CRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)は、顧客の情報を一元管理し、長期的な関係を築く考え方です。
対象は顧客との関係であり、モノの流れ全体ではありません。
2:× ERP(Enterprise Resource Planning:企業資源計画)は、企業内の人・モノ・金・情報を統合的に管理する考え方です。
主に一つの企業の中の基幹業務を対象とします。
3:× MRP(Material Requirements Planning:資材所要量計画)は、生産計画から必要な部品や資材の量と時期を計算する手法です。
生産部門の計画手法であり、企業間の流れ全体を扱うものではありません。
4:○ SCM(Supply Chain Management:サプライチェーンマネジメント)は、調達から販売までの企業間のモノの流れを最適化する考え方です。
リードタイムの短縮や在庫・流通コストの削減を目指します。
【ポイント】
顧客はCRM、社内の資源はERP、資材の量はMRP、企業間の供給の連鎖はSCMと、対象で区別します。