修了試験 2011-06-26実施分 基本情報技術者試験 問27
図の論理回路と等価な回路はどれか。 図の回路は,A,BをNAND1(A,B)に入力し,その出力とA,Bをそれぞれ用いてNAND2(A,NAND1出力),NAND3(B,NAND1出力)を求め,最後にNAND4(NAND2出力,NAND3出力)=Yとするものである。

正答3
解説
正解は3です。 この問題は、NAND素子4個で組んだ回路がどの論理演算と等価かを問うています。 図では、A,Bが左のNAND素子に入り、その出力をNとします。 右上のNAND素子にはAとNが、右下のNAND素子にはBとNが入ります。 この2つの出力が右端のNAND素子に入り、その出力がYです。 【計算】 A=0,B=0のとき、N=1、右上=1、右下=1なので、Y=0です。 A=0,B=1のとき、N=1、右上=1、右下=0なので、Y=1です。 A=1,B=0のとき、N=1、右上=0、右下=1なので、Y=1です。 A=1,B=1のとき、N=0、右上=1、右下=1なので、Y=0です。 入力が異なるときだけ1になるので、排他的論理和(XOR)です。 【選択肢別解説】 1:× 選択肢1(図のア)は、入力側がへこんだ曲線で出力側がとがった論理和(OR)の記号です。 ORはA=1,B=1のときも1を出力しますが、この回路は0なので等価ではありません。 2:× 選択肢2(図のイ)は、入力側が直線で出力側が半円の論理積(AND)の記号です。 ANDはA=1,B=1のときだけ1ですが、この回路はそのとき0なので等価ではありません。 3:○ 選択肢3(図のウ)は、OR記号の入力側にもう1本曲線を重ねた排他的論理和(XOR)の記号です。 入力が異なるときだけ1になる真理値表と一致します。 4:× 選択肢4(図のエ)は、OR記号の出力に否定を表す小さな丸が付いた記号です。 否定の丸付きの素子はA=0,B=0のときに1を出力しますが、この回路はそのとき0なので等価ではありません。 【ポイント】 NAND素子4個でXORを作るこの回路は、定番の構成です。 NANDだけでどんな論理回路も作れるので、NANDは万能ゲートと呼ばれます。まとめて解く
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