修了試験 2011-07-24実施分 基本情報技術者試験 問28
図に示すディジタル回路と等価な論理式はどれか。 ここで,論理式中の・は論理積,+は論理和,X_はXの否定を表す。 また,(A・B)_はA・B全体の否定を表す。 (回路図:入力A,Bそれぞれから分岐し,NOT素子を経てOR素子に入力。OR素子の出力とA,OR素子の出力とBがそれぞれAND素子に入力され,二つのAND出力がOR素子に入力されXを出力する)

正答3
解説
正解は3です。 図の論理回路を論理式に直す問題です。 入力A、Bはそれぞれ否定素子(NOT)を通ってOR素子に入るので、その出力はA_+B_です。 ここでA_はAの否定、B_はBの否定を表します。 このOR素子の出力とA、このOR素子の出力とBが、それぞれAND素子に入ります。 二つのAND素子の出力がOR素子に入り、Xとして出力されます。 【計算】 OR素子の出力は、A_+B_です。 上のAND素子の出力は、A・(A_+B_)=A・A_+A・B_です。 A・A_は常に0なので、上のAND素子の出力はA・B_になります。 下のAND素子の出力は、B・(A_+B_)=A_・B+B・B_です。 B・B_は常に0なので、下のAND素子の出力はA_・Bになります。 よって、X=A・B_+A_・Bとなります。 【選択肢別解説】 1:× A・Bと、A・B全体の否定(A・Bの上に1本の否定線)との論理和です。 ある値とその否定の論理和は、AとBの値にかかわらず常に1になります。 図の回路はA=0、B=0のときX=0になるので、一致しません。 2:× A・B+A_・B_は、AとBが一致するときに1になる一致回路(否定排他的論理和)の式です。 図の回路はAとBが異なるときに1になるので一致しません。 3:○ 回路を展開するとA・B_+A_・Bとなり、排他的論理和(XOR)を表します。 4:× (A_+B)・(A+B_)を展開すると、A_・A+A_・B_+A・B+B・B_です。 A_・AとB・B_は0なので、A・B+A_・B_となり、選択肢2と同じ一致回路の式です。 【ポイント】 A・B_+A_・Bは排他的論理和で、AとBが異なるときだけ1になります。 X・X_=0やX+X_=1という性質を使うと、回路の式を短く整理できます。まとめて解く
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