修了試験 2011-07-24実施分 基本情報技術者試験 問54
アローダイアグラムで表される作業A〜Hを見直したところ,作業Dだけが短縮可能であり,その所要日数を6日間に短縮できることが分かった。 作業全体の所要日数は何日間短縮できるか。 (アローダイアグラム:開始→A(5)→結合点→B(3)を経て上側の結合点、C(5)を経て下側の結合点。下側の結合点からD(10)で上側の結合点へ。上側の結合点からE(5)で次の結合点、下側の結合点からF(12)で次の結合点。上側の次の結合点から下側の次の結合点へダミー作業(破線矢印)。上側の次の結合点からG(3)で終了点、下側の次の結合点からH(6)で終了点。凡例:作業名/所要日数、破線矢印=ダミー作業)

正答3
解説
正解は3です。 図のアローダイアグラムでは、開始点からA(5日)の後、B(3日)とC(5日)に分かれます。 Cの後の結合点からは、D(10日)でBの後の結合点へ、F(12日)で別の結合点へ進みます。 Bの後の結合点からE(5日)で進んだ先の結合点からは、ダミー作業でFの後の結合点へつながり、G(3日)で終了点へ進みます。 Fの後の結合点からは、H(6日)で終了点へ進みます。 各結合点の最早結合点時刻を求め、Dを短縮する前後で比較します。 【計算】 短縮前の最早時刻を求めます。 Aの後は5日、Cの後は5+5=10日です。 Bの後の結合点は、Bからの5+3=8日と、Dからの10+10=20日のうち大きいほうで20日です。 Eの後は20+5=25日です。 Fの後の結合点は、Fからの10+12=22日と、ダミーからの25日のうち大きいほうで25日です。 終了点は、Gからの25+3=28日と、Hからの25+6=31日のうち大きいほうで31日です。 次に、Dを6日に短縮した場合を求めます。 Bの後の結合点は、8日と10+6=16日のうち大きいほうで16日です。 Eの後は16+5=21日です。 Fの後の結合点は、22日と21日のうち大きいほうで22日です。 終了点は、21+3=24日と22+6=28日のうち大きいほうで28日です。 短縮できる日数は、31-28=3日です。 【選択肢別解説】 1:× 1日ではありません。 全体の所要日数は31日から28日になり、3日短縮されます。 2:× 2日ではありません。 短縮後のクリティカルパスはA、C、F、Hの28日です。 3:○ Dを4日短縮しても、経路A、C、F、Hの28日が新たなクリティカルパスになるため、全体の短縮は3日にとどまります。 4:× Dの短縮幅は4日ですが、全体が4日短縮されるわけではありません。 ほかの経路が28日かかるため、短縮は3日です。 【ポイント】 クリティカルパス上の作業を短縮すると、別の経路が新たなクリティカルパスになることがあります。 短縮後は必ず全体を計算し直して確かめましょう。まとめて解く
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