修了試験 2014-06-22実施分 基本情報技術者試験 問37
手順に示す処理を実施したとき,メッセージの改ざんの検知の他に,受信者Bがセキュリティ上できることはどれか。 〔手順〕 送信者Aの処理 (1) メッセージから,ハッシュ関数を使ってダイジェストを生成する。 (2) 秘密に保持していた自分の署名生成鍵を用いて,(1)で生成したダイジェストからメッセージの署名を生成する。 (3) メッセージと,(2)で生成したデータを受信者Bに送信する。 受信者Bの処理 (4) 受信したメッセージから,ハッシュ関数を使ってダイジェストを生成する。 (5) 受信したデータ,(4)で生成したダイジェスト及び送信者Aの署名検証鍵を用いて,署名を検証する。
正答1
解説
正解は1です。 手順は、ディジタル署名の仕組みを表しています。 送信者Aは、自分だけが秘密に持つ署名生成鍵でダイジェストから署名を作ります。 受信者Bは、Aの署名検証鍵(公開鍵)で署名を検証し、自分で作ったダイジェストと照合します。 【選択肢別解説】 1:○ 署名はAの秘密の署名生成鍵でしか作れません。 Aの署名検証鍵で検証に成功すれば、メッセージがAから送られたものだと確認できます。 2:× ハッシュ関数のダイジェストは、メッセージが少しでも変わると全く違う値になります。 改ざんの有無は分かりますが、どの部分が改ざんされたかは特定できません。 3:× ディジタル署名は、通信が盗み見られたかどうかを検知する仕組みではありません。 4:× 手順ではメッセージ自体を暗号化していないので、内容の漏えいは防げません。 漏えいを防ぐにはメッセージの暗号化が必要です。 【ポイント】 ディジタル署名で確認できるのは「改ざんされていないこと」と「送信者本人であること」です。 送信者が後から送信を否定できなくなる効果(否認防止)もあります。まとめて解く
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