修了試験 2014-06-22実施分 基本情報技術者試験 問65
IT投資案件において,5年間の投資効果をROI(Return On Investment)で評価した場合,四つの案件a~dのうち,最も効果が高いものはどれか。 ここで,内部収益率(IRR)は0とする。 a 年目|0|1|2|3|4|5/利益||15|30|45|30|15/投資額|100||||| b 年目|0|1|2|3|4|5/利益||105|75|45|15|0/投資額|200||||| c 年目|0|1|2|3|4|5/利益||60|75|90|75|60/投資額|300||||| d 年目|0|1|2|3|4|5/利益||105|105|105|105|105/投資額|400|||||
正答1
解説
正解は1です。 ROI(Return On Investment:投資利益率)は、投資額に対してどれだけの利益が得られたかを表す指標です。 ここでは、5年間の利益の合計から投資額を引いた額を、投資額で割って比べます。 問題文の条件により、将来の利益は割り引かずにそのまま合計します。 【計算】 aは、利益合計15+30+45+30+15=135で、(135-100)÷100=35%です。 bは、利益合計105+75+45+15+0=240で、(240-200)÷200=20%です。 cは、利益合計60+75+90+75+60=360で、(360-300)÷300=20%です。 dは、利益合計105×5=525で、(525-400)÷400=31.25%です。 【選択肢別解説】 1:○ aのROIは35%で、4案件の中で最も高くなります。 2:× bのROIは20%で、aより低くなります。 1年目の利益は大きいものの、合計では投資額に対する利益が小さいからです。 3:× cのROIは20%です。 利益の合計は大きいものの、投資額も大きいためROIは低くなります。 4:× dのROIは31.25%です。 利益の合計は最大ですが、投資額が400と大きく、aには届きません。 【ポイント】 ROIは利益の額ではなく、投資額に対する比率で比べます。 利益の合計が大きい案件が、必ずしも投資効果が高いとは限りません。まとめて解く
修了試験 2014-06-22実施分を通しで解く(80問)→