修了試験 2014-07-27実施分 基本情報技術者試験 問51
アローダイアグラムで表される作業A〜Hを見直したところ,作業Dだけが短縮可能であり,その所要日数を6日間に短縮できることが分かった。 作業全体の所要日数は何日間短縮できるか。

正答3
解説
正解は3です。 図のアローダイアグラムでは、Aの後にBとCに分かれます。 Bは上の結合点に、Cは下の結合点に進み、Dは下の結合点から上の結合点へ向かいます。 上の結合点からE、下の結合点からFが出て、Eの後からはGとダミー作業(Fの終点へ向かう点線)が出ており、Hはダミー作業とFが合流した後の作業です。 各結合点の最早開始日を求めて、Dの短縮前後の全体日数を比べます。 【計算】 短縮前:Aの終点=5日、Cの終点=5+5=10日です。 短縮前:上の結合点=max(Bから5+3=8、Dから10+10=20)=20日です。 短縮前:Eの終点=20+5=25日、Fの終点=max(Fから10+12=22、ダミーから25)=25日です。 短縮前:全体=max(Gから25+3=28、Hから25+6=31)=31日です。 短縮後:上の結合点=max(8、10+6=16)=16日、Eの終点=16+5=21日です。 短縮後:Fの終点=max(22、21)=22日、全体=max(21+3=24、22+6=28)=28日です。 短縮できる日数:31-28=3日 【選択肢別解説】 1:× 1日では短縮幅を小さく見積もっています。 Dの短縮後もクリティカルパスはA、C、F、Hの28日となり、31日から3日短くなります。 2:× 2日では短縮幅が合いません。 短縮後の全体日数は28日なので、短縮幅は3日です。 3:○ 当初のクリティカルパスはA、C、D、E、ダミー、Hの31日です。 Dを4日短縮すると、この経路は27日になりますが、A、C、F、Hの経路が28日となって新たなクリティカルパスになります。 そのため全体は28日となり、3日の短縮になります。 4:× Dの短縮日数4日がそのまま全体の短縮になると考えた誤りです。 A、C、F、Hの28日の経路があるので、28日より短くはなりません。 【ポイント】 クリティカルパス上の作業を短縮すると、別の経路が新たなクリティカルパスになることがあります。 短縮後にもう一度すべての経路を計算し直すことが大切です。まとめて解く
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