修了試験 2015-01-25実施分 基本情報技術者試験 問54
ファストトラッキング技法を用いてスケジュールの短縮を行う。 当初の計画は図1のとおりである。 作業Eを作業E1,E2,E3に分けて,図2のように計画を変更すると,スケジュールは全体で何日短縮できるか。

正答1
解説
正解は1です。 ファストトラッキングは、本来は順番に行う作業の一部を並行して進め、全体の期間を短縮する技法です。 図1では、作業Eは9日で、B終了後に始まり、H開始の前に終わる経路上にあります。 図2では、Eが3日のE1と4日のE2に分かれて並行に行われ、両方の終了後(E2からはダミー作業)に2日のE3が始まります。 【計算】 図1の経路A、B、D、Gは5+8+7+7=27日です。 図1の経路A、B、E、H、Iは5+8+9+4+2=28日です。 図1の経路A、C、F、H、Iは5+7+5+4+2=23日です。 図1の全体の日数は最長の28日です。 図2のE部分は、E1とE2の長い方の4日にE3の2日を加えて6日になります。 図2の経路A、B、E、H、Iは5+8+6+4+2=25日になります。 図2では経路A、B、D、Gの27日が最長になり、全体は27日です。 短縮できる日数は28-27=1日です。 【選択肢別解説】 1:○ Eの経路は25日に縮みますが、Dを通る経路が27日のまま残るので、全体の短縮は1日だけです。 2:× 2日短縮されるのは全体が26日になる場合ですが、27日の経路A、B、D、Gがあるので26日にはなりません。 3:× 3日はE部分だけの短縮日数(9日から6日)です。 全体の日数は、新たに最長となった別の経路で決まります。 4:× 4日短縮されることはありません。 E部分をどれだけ短くしても、Dを通る27日の経路があるので、全体は27日より短くなりません。 【ポイント】 期間短縮の問題では、短縮後にクリティカルパスが別の経路に移らないかを必ず確認します。 ダミー作業は所要日数0の作業で、作業の前後関係だけを表します。まとめて解く
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