修了試験 2015-06-28実施分 基本情報技術者試験 問51
図は作業A~Eで構成されるプロジェクトのアローダイアグラムである。 全ての作業を1人で実施する予定だったが,2日目から6日目までの5日間は,別の1人が手伝うことになった。 手伝いがない場合と比較し,開始から終了までの日数は最大で何日短くなるか。 ここで,一つの作業を2人で同時には行えないが,他者から引き継ぐことはできる。 また,引継ぎによる作業日数の増加はないものとする。

正答1
解説
正解は1です。 アローダイアグラムの作業順序を守りながら、2人目が手伝う期間をどう使えば最も早く終わるかを考える問題です。 図では、作業A(3日)と作業B(1日)が並行して始まり、ダミー作業によってAとBの両方が終わってから作業C(1日)が始まります。 Cの後に作業D(3日)と作業E(4日)が並行し、ダミー作業によってDとEの両方が終わるとプロジェクトが終了します。 【計算】 1人で全作業を行うと、3+1+1+3+4=12日かかります。 1日目は1人なので、Aを1日分進めます。 2日目は2人なので、1人がAを、もう1人がBを行い、Bが終わります。 3日目はAの残り1日分を行い、Aが終わります。 もう1人には行える作業がありません。 4日目はCを行います。 CはAとBが終わるまで始められず、1日で終わる作業なので、2人で分けられません。 5日目と6日目は2人なので、1人がDを、もう1人がEを2日分ずつ進めます。 6日目の終わりに残るのは、Dの1日分とEの2日分の合計3日分です。 7日目からは1人なので、残りの3日分に3日かかり、9日目に終了します。 短縮できる日数=12-9=3日です。 【選択肢別解説】 1:○ 2人体制の期間に、AとBの並行作業と、DとEの並行作業を行うと9日で終わり、3日短縮できます。 2:× 全作業は12日分なので、8日で終えるには2人目が4日分の作業を担う必要があります。 しかし3日目と4日目は作業の順序の制約で2人目が働けないので、2人目が担えるのは2日目・5日目・6日目の3日分だけです。 3:× 5日短縮するには、2人体制の5日間に2人目がずっと作業できる必要があります。 AとBが終わるまでCを始められないなど、作業の順序の制約があるので不可能です。 4:× 6日短縮は、2人目が働ける日数の5日を超えており、どのように割り振っても実現できません。 【ポイント】 人員が増えても、作業の前後関係による待ちがあると、増えた人手を全ては生かせません。 日ごとに「誰が何をできるか」を書き出すと、確実に最短日数を求められます。まとめて解く
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