修了試験 2015-07-26実施分 基本情報技術者試験 問79
図は二つの会社の損益分岐点を示したものである。 A社とB社の損益分析に関する記述のうち,適切なものはどれか。

正答2
解説
正解は2です。 損益分岐点のグラフから、固定費と変動費率を読み取って両社を比べる問題です。 図では、どちらの会社も売上高100のときに収益と費用が等しく、損益分岐点は売上高100で同じです。 A社の費用線は売上高0のとき70で、売上高100のとき100です。 B社の費用線は売上高0のとき30で、売上高100のとき100です。 【計算】 A社の固定費は70です。 A社の変動費率=(100-70)÷100=0.3 です。 B社の固定費は30です。 B社の変動費率=(100-30)÷100=0.7 です。 利益=売上高×(1-変動費率)-固定費 なので、A社の利益=0.7×売上高-70 です。 B社の利益=0.3×売上高-30 です。 例えば売上高が200のとき、A社の利益は140-70=70、B社の利益は60-30=30です。 【選択肢別解説】 1:× 損益分岐点を超えると、売上高が1増えるごとにA社は0.7、B社は0.3だけ利益が増えます。 固定費が少ないB社の方が利益が小さくなるので、記述は逆です。 2:○ A社の変動費率0.3はB社の0.7より小さく、売上高の増加分のうち利益になる割合が大きくなります。 そのため損益分岐点を超えた等しい売上高では、A社の方が利益が大きくなります。 3:× 損益分岐点は等しくても、変動費率が異なるので、売上高の増加に対する利益の増え方が違います。 同じ利益を生むのに必要な売上高は、両社で異なります。 4:× 両社の固定費はA社が70、B社が30で、等しくありません。 売上高が100以外のときは、両社の損益は異なります。 【ポイント】 固定費が大きく変動費率が小さい会社は、損益分岐点を超えると利益が急に伸び、下回ると損失も急に増えます。 費用線の切片が固定費、傾きが変動費率を表すことを押さえておきます。まとめて解く
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