修了試験 2015-12-20実施分 基本情報技術者試験 問35
LANに接続されている複数のPCを,FTTHを使ってインターネットに接続するシステムがあり,装置AのWAN側インタフェースには1個のグローバルIPアドレスが割り当てられている。 この1個のグローバルIPアドレスを使って複数のPCがインターネットを利用するのに必要となる装置Aの機能はどれか。 (図:利用者宅内。PC…PCがハブに接続、ハブ-装置A-ONU-光ファイバケーブル(FTTH)の順に接続。)

正答2
解説
正解は2です。 図では、利用者宅内の複数のPCがハブを通して装置Aにつながり、装置AからONU(光回線終端装置)を経て、光ファイバケーブル(FTTH)でインターネットに接続しています。 装置AのWAN側にはグローバルIPアドレスが1個しかありません。 そのため、宅内の複数のPCのプライベートIPアドレスを、この1個に変換して共有する機能が必要です。 【選択肢別解説】 1:× DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)は、宅内のPCにプライベートIPアドレスなどを自動で割り当てる機能です。 1個のグローバルIPアドレスを複数台で共有する仕組みではありません。 2:○ NAPT(Network Address Port Translation)は、IPアドレスに加えてポート番号も変換します。 各PCの通信をポート番号で区別できるので、1個のグローバルIPアドレスで複数のPCが同時にインターネットを利用できます。 IPマスカレードとも呼ばれます。 3:× PPPoE(Point-to-Point Protocol over Ethernet)は、イーサネット上でPPPの認証や接続を行うプロトコルです。 プロバイダへの接続に使われますが、アドレスを共有する機能ではありません。 4:× パケットフィルタリングは、IPアドレスやポート番号を見て、通過させるパケットを制限するセキュリティ機能です。 アドレスの変換は行いません。 【ポイント】 NAT(Network Address Translation)はIPアドレスだけを1対1で変換するので、1個のグローバルIPアドレスで同時に通信できるのは1台です。 ポート番号まで変換するNAPTなら、複数台が同時に通信できます。まとめて解く
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