修了試験 2015-12-20実施分 基本情報技術者試験 問60
内部統制の観点から,組織内の相互牽制の仕組みで,データのインテグリティが確保できる体制はどれか。
正答4
解説
正解は4です。 内部統制の相互牽制とは、1つの業務を複数の担当や部門に分担させ、お互いの作業をチェックさせて不正や誤りを防ぐ仕組みです。 データのインテグリティ(完全性、正確性)を確保するには、データを入力する部門と、システムを開発・運用する部門を分離することが有効です。 【選択肢別解説】 1:× 情報システム部門がシステムを開発し、データの入力まで行うと、1つの部門に権限が集中します。 誤りや不正があってもほかの部門がチェックできず、相互牽制が働きません。 2:× 同じ担当者を長期間同じ部署に置くと、業務が属人化し、不正や誤りが発見されにくくなります。 内部統制の観点では、定期的な人事異動(ジョブローテーション)が望ましいとされます。 3:× 異動する要員に資料を持たせると、異動後も元の部門のシステムに関与できてしまいます。 職務の分離が崩れるので、相互牽制の観点から不適切です。 4:○ 情報システム部門がデータを入力する利用部門から独立し、利用部門が自らデータの正確性を維持する体制では、両部門がお互いをチェックできます。 相互牽制が働き、データのインテグリティを確保できます。 【ポイント】 「開発と運用」「入力と承認」のように、権限の集中を避けて職務を分離することが、相互牽制の基本です。まとめて解く
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