修了試験 2015-12-20実施分 基本情報技術者試験 問80
S社が備品を購入するとき,購入先のK社と図の手順で取引を行っている。 この取引手順の中で,売買契約が成立するのはどの時点か。 ここで,取引の内容は見積書以降の取引手順を通じて変わらないものとする。 (図:S社(購入元)が見積り依頼→K社(購入先)が見積書を返す→S社が注文書(①)→K社が注文請書(②)→K社が納品/納品書(③)→S社が受領書(④)→K社が請求書→S社が支払、という時系列の取引フロー図。①~④は取引手順中の4つの時点を示す。)

正答2
解説
正解は2です。 売買契約は、一方の申込みに対して、相手方が承諾したときに成立します。 図では、S社が①で注文書を送り、K社が②で注文請書を返し、③でK社が納品と納品書を、④でS社が受領書を送っています。 S社の注文書が申込み、K社の注文請書が承諾に当たります。 【選択肢別解説】 1:× ①の注文書は、S社による購入の申込みです。 申込みだけでは、K社がまだ承諾していないので、契約は成立しません。 2:○ ②の注文請書は、S社の申込みに対するK社の承諾の意思表示です。 申込みと承諾がそろうので、この時点で売買契約が成立します。 3:× ③の納品は、成立した売買契約に基づいてK社が品物を引き渡す、契約の履行です。 契約はそれより前に成立しています。 4:× ④の受領書は、S社が品物を受け取ったことを示す書類です。 契約の成立ではなく、履行の確認に当たります。 【ポイント】 注文書が申込み、注文請書が承諾と位置づけて考えます。 出題当時の民法では、離れた場所にいる者どうしの契約は、承諾の通知を発した時に成立するとされていました。 なお、2020年4月施行の改正民法では、承諾の通知が相手に到達した時に成立する扱いに改められています。まとめて解く
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