修了試験 2019-06-09実施分 基本情報技術者試験 問77
図は,定量発注方式の在庫モデルを表している。 発注aの直後に使用量の予測が変わって,納品aの直前の時点における在庫量予測が安全在庫量Sから①で示されるXになるとき,発注a時点での発注量Eに対する適切な変更はどれか。 ここで,発注直後の発注量の変更は可能であり,納品直後の在庫量は最大在庫量を超えてはならないものとする。

正答4
解説
正解は4です。 定量発注方式の在庫モデルで、使用量の予測が変わったときの発注量の修正を問う問題です。 図では、在庫量が発注点Kまで減った時点で発注aを行い、調達期間の後に納品aがあります。 発注量Eは、図の破線の矢印のとおり、安全在庫量Sから最大在庫量までの幅です。 つまり、当初の予定は「納品直前の在庫がSで、Eを納品すると最大在庫量になる」というものです。 【計算】 当初の発注量は、E=最大在庫量-Sです。 予測が変わり、納品直前の在庫量はXになります。 図ではXはKとSの間にあり、Sより大きい値です。 そのままEを納品すると、納品直後の在庫はX+E=最大在庫量+(X-S)になります。 最大在庫量を超えないようにするには、X-Sだけ発注を減らせばよいことになります。 【選択肢別解説】 1:× E+S-Xを追加発注すると、XはSより大きいので追加量はEより少ないものの、それでも在庫が大きく増えます。 納品後の在庫は最大在庫量を大幅に超えてしまいます。 2:× K+S-Xを追加発注すると、在庫がさらに増えます。 予測では在庫が余る方向に変わっているので、追加発注は逆の対応です。 3:× K-Xだけ取り消すと、納品直後の在庫は最大在庫量+(X-S)-(K-X)になります。 これがちょうど最大在庫量になるのは、K-XとX-Sが等しい特別な場合だけです。 4:○ X-Sだけ発注を取り消すと、納品量はE-(X-S)になります。 納品直後の在庫はX+E-(X-S)=最大在庫量となり、条件を満たします。 【ポイント】 定量発注方式は、在庫が発注点まで減ったら、決まった量を発注する方式です。 発注点は「調達期間中の使用量+安全在庫量」で決めます。まとめて解く
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