修了試験 2020-12-13実施分 基本情報技術者試験 問57
あるデータセンタでは,受発注管理システムの運用サービスを提供している。 次の受発注管理システムの運用中の事象において,インシデントに該当するものはどれか。 〔受発注管理システムの運用中の事象〕 夜間バッチ処理において,注文トランザクションデータから注文書を出力するプログラムが異常終了した。 異常終了を検知した運用担当者から連絡を受けた保守担当者は,緊急出社してサービスを回復し,後日,異常終了の原因となったプログラムの誤りを修正した。
正答3
解説
正解は3です。 ITサービスマネジメントでのインシデントは、サービスの計画外の中断や、サービス品質の低下のことです。 一方、インシデントを引き起こした根本原因は「問題」と呼んで区別します。 事象の流れは、プログラムの誤り(原因)によって異常終了が起き(インシデント)、それを検知して対応したというものです。 【選択肢別解説】 1:× 異常終了の検知は、インシデントを発見した行為です。 インシデントそのものではありません。 2:× プログラムの誤りは、異常終了を引き起こした根本原因で、ITサービスマネジメントでは「問題」に当たります。 後日修正しているのは問題管理の活動です。 3:○ 夜間バッチ処理のプログラムが異常終了し、注文書の出力という業務が計画外に中断しています。 これがインシデントです。 4:× 保守担当者の緊急出社は、サービスを回復するための対応作業です。 インシデント管理の活動であり、インシデントそのものではありません。 【ポイント】 インシデント管理は「サービスをできるだけ早く回復する」こと、問題管理は「根本原因を突き止めて再発を防ぐ」ことが目的です。 「起きた事象=インシデント」「その根本原因=問題」と区別しましょう。まとめて解く
修了試験 2020-12-13実施分を通しで解く(80問)→