修了試験 2021-06-13実施分 基本情報技術者試験 問52
アローダイアグラムで表される作業A~Hを見直したところ,作業Dだけが短縮可能であり,その所要日数は6日に短縮できることが分かった。 作業全体の所要日数は何日短縮できるか。 〔アローダイアグラム〕A=5, B=3, C=5, D=10, E=5, F=12, G=3, H=6(矢印の接続は図参照。EとFの終端間はダミー作業)

正答3
解説
正解は3です。 アローダイアグラムからクリティカルパスを求め、作業の短縮効果を調べる問題です。 図では、Aの後にBとCに分かれ、Bの後はE、Cの後はDとFに分かれます。 DはEの開始点につながり、Eの後はGと、ダミー作業を経てHに進みます。 Fの後はHに進み、GとHが終点で合流します。 【計算】 短縮前の各経路の日数は次のとおりです。 A・B・E・Gの経路は 5+3+5+3 = 16日です。 A・B・E・ダミー・Hの経路は 5+3+5+0+6 = 19日です。 A・C・D・E・Gの経路は 5+5+10+5+3 = 28日です。 A・C・D・E・ダミー・Hの経路は 5+5+10+5+0+6 = 31日です。 A・C・F・Hの経路は 5+5+12+6 = 28日です。 最長の31日がクリティカルパスで、全体の所要日数は31日です。 Dを10日から6日に短縮すると、Dを含む経路は4日ずつ短くなります。 A・C・D・E・ダミー・Hの経路は 31-4 = 27日になります。 A・C・D・E・Gの経路は 28-4 = 24日になります。 このときの最長経路はDを含まないA・C・F・Hの28日です。 短縮できる日数は 31-28 = 3日です。 【選択肢別解説】 1:× 1日の短縮では、実際の短縮効果より少なすぎます。 全体は31日から28日になるので3日短縮できます。 2:× 2日の短縮も実際の効果と一致しません。 Dを含まない最長経路が28日なので、28日までは短縮できます。 3:○ Dを4日短縮しても、A・C・F・Hの経路28日が新たなクリティカルパスとなるため、全体の短縮は3日にとどまります。 4:× 4日はDの短縮日数そのものです。 A・C・F・Hの28日より短くはならないので、全体は4日短縮できません。 【ポイント】 クリティカルパス上の作業を短縮しても、別の経路が新たなクリティカルパスになると、それ以上は全体が短くなりません。 短縮後に全経路を計算し直すことが大切です。まとめて解く
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