修了試験 2021-07-25実施分 基本情報技術者試験 問22
図のNANDゲートの組合せ回路で,入力A,B,C,Dに対する出力Xの論理式はどれか。 ここで,論理式中の“・”は論理積,“+”は論理和を表す。 (回路図は図を参照。A,BがNANDゲート1の入力,C,DがNANDゲート2の入力,両ゲートの出力がNANDゲート3の入力となりXを出力する。)

正答3
解説
正解は3です。 図の回路は、A・BのNANDゲートとC・DのNANDゲートの出力を、さらにNANDゲートに入力してXを出力する構成です。 ド・モルガンの法則を使って論理式を簡単にします。 【計算】 上のNANDゲートの出力は、A・Bの否定です。 下のNANDゲートの出力は、C・Dの否定です。 Xは、この二つの出力の論理積の否定なので、X=not(not(A・B)・not(C・D))です。 ド・モルガンの法則「not(P・Q)=not P+not Q」を使います。 X=not(not(A・B))+not(not(C・D))=A・B+C・Dです。 【選択肢別解説】 1:× (A+B)・(C+D)は、ORゲート二つの出力をANDゲートに入力した回路の式です。 2:× A+B+C+Dは、4入力の論理和です。 A=1、B=0、C=0、D=0のとき、この式は1ですが、回路の出力は0になります。 3:○ NANDゲート2段の回路は、ド・モルガンの法則によりANDゲート二つの出力をORゲートに入力した回路と等しく、A・B+C・Dになります。 4:× A・B・C・Dは、4入力の論理積です。 A=B=1、C=D=0のとき、この式は0ですが、回路の出力は1になります。 【ポイント】 NANDゲートを2段に組んだ回路は、AND-OR回路(積和形)と等価です。 NANDだけで任意の論理回路を作れるのは、この性質があるためです。まとめて解く
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