修了試験 2023-01-22実施分 基本情報技術者試験 問19
仮想記憶方式のコンピュータにおいて,実記憶に割り当てられるページ数は3とし,追い出すページを選ぶアルゴリズムは,FIFOとLRUの二つを考える。 あるタスクのページのアクセス順序が 1,3,2,1,4,5,2,3,4,5 のとき,ページを置き換える回数の組合せとして,適切なものはどれか。
正答2
解説
正解は2です。 FIFO(First In First Out)は最も古く読み込んだページを、LRU(Least Recently Used)は最も長い間参照されていないページを追い出す方式です。 実記憶は3ページ分なので、最初の3ページは置換なしで読み込み、4ページ目以降の不在時に置換が起きます。 【計算】 FIFOの場合を順に追います。 1、3、2を読み込み、実記憶は{1,3,2}です。 1は存在するので置換なしです。 4は不在なので最古の1を追い出し{3,2,4}とし、置換1回目です。 5は不在なので最古の3を追い出し{2,4,5}とし、置換2回目です。 2は存在するので置換なしです。 3は不在なので最古の2を追い出し{4,5,3}とし、置換3回目です。 4と5は存在するので置換なしで、FIFOの置換は3回です。 LRUの場合を順に追います。 1、3、2を読み込んだ後、1を参照するので最も古い参照は3になります。 4で3を追い出し{2,1,4}とし、置換1回目です。 5で最も長く参照されていない2を追い出し、置換2回目です。 2で1を追い出し、置換3回目です。 3で4を追い出し、置換4回目です。 4で5を追い出し、置換5回目です。 5で2を追い出し、置換6回目で、LRUの置換は6回です。 【選択肢別解説】 1:× FIFOの3回は正しいですが、LRUは2回ではなく6回です。 2:○ FIFOの置換は3回、LRUの置換は6回であり、組合せが一致します。 3:× FIFOは4回ではなく3回、LRUは3回ではなく6回です。 4:× FIFOは5回ではなく3回、LRUは4回ではなく6回です。 【ポイント】 LRUは一般に効率が良いとされますが、参照順序によってはFIFOより置換が多くなることもあります。 ページ置換の問題は、実記憶の中身を1ステップずつ書き出して数えるのが確実です。まとめて解く
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