修了試験 2024-06-09実施分 基本情報技術者試験 問4
多数のクライアントが,LANに接続された1台のプリンタを共同利用するときの印刷要求から印刷完了までの所要時間を,待ち行列理論を適用して見積もる場合について考える。 プリンタの運用方法や利用状況に関する記述のうち,M/M/1の待ち行列モデルの条件に反しないものはどれか。
正答2
解説
正解は2です。 M/M/1待ち行列モデルの前提条件を問う問題です。 M/M/1は、到着がランダム(ポアソン到着)、サービス時間が指数分布、窓口が1つのモデルです。 さらに、待ち行列の長さに制限がなく、先着順でサービスすることを前提とします。 【選択肢別解説】 1:× プリンタの空き具合を見て要求を出すと、到着が混雑状況に左右されます。 到着が互いに独立でランダムというポアソン到着の前提に反します。 2:○ 緊急性や印刷量にかかわらず先着順で処理するのは、M/M/1の先着順サービスの前提に合っています。 優先順位を付けないので、モデルの条件に反しません。 3:× バッファを超えたら受付を中断すると、待ち行列の長さに上限ができます。 M/M/1は待ち行列の長さが無制限であることを前提とするので条件に反します。 4:× 所要時間が「一定時間+印刷量に比例する時間」だと、サービス時間は指数分布になりません。 サービス時間が指数分布に従うという前提に反します。 【ポイント】 ケンドール記号A/B/cは、到着分布/サービス時間分布/窓口数を表します。 Mはマルコフ(ポアソン到着または指数分布)の意味で、Dは一定時間を表します。まとめて解く
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