修了試験 2024-07-28実施分 基本情報技術者試験 問1
浮動小数点演算において,絶対値の大きな数と絶対値の小さな数の加減算を行ったとき,絶対値の小さな数の有効桁の一部又は全部が結果に反映されないことを何というか。
正答3
解説
正解は3です。 浮動小数点演算で生じる代表的な誤差の名称を問う問題です。 絶対値が大きく異なる2数を加減算すると、桁合わせのために小さい数の仮数部が右へずらされます。 このとき、はみ出した下位の桁が失われる現象が問われています。 【選択肢別解説】 1:× 打切り誤差は、本問の現象ではありません。 無限に続く計算(級数の計算や反復計算など)を途中で打ち切ることで生じる誤差を指します。 2:× 桁落ちは、本問の現象ではありません。 絶対値がほぼ等しい2数の減算で上位の桁が打ち消され、有効桁数が大きく減る現象です。 3:○ 情報落ちが正しい名称です。 大きい数に合わせて指数をそろえると、小さい数の下位桁が仮数部に収まらず、結果に反映されなくなります。 4:× 絶対誤差は、特定の現象の名称ではありません。 真の値と近似値との差の大きさを表す、誤差の尺度です。 【ポイント】 「大きな数と小さな数の加減算」は情報落ち、「ほぼ等しい数どうしの減算」は桁落ちと対で覚えます。 情報落ちを抑えるには、絶対値の小さい数から順に加算するのが有効です。まとめて解く
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