修了試験 2026-06-14実施分 基本情報技術者試験 問5
値が重複しない15個の自然数のデータを一つずつ追加して2分探索木を構成するとき,その構成に関する記述のうち,適切なものはどれか。 ここで,途中で木の再構成は行わないものとする。
正答2
解説
正解は2です。 2分探索木は、各節点について「左の部分木の値は小さく、右の部分木の値は大きい」という条件を満たす木です。 15個の節点で完全2分木になるのは、深さ0から3までの各段がすべて埋まった形(1+2+4+8=15)です。 【選択肢別解説】 1:× 完全2分木になる追加順は一つではありません。 根になる中央値を最初に追加し、各部分木でもその中央値を子孫より先に追加すれば完全2分木になります。 この条件を守れば、左右の部分木のどちらを先に追加してもよいので、追加順は複数あります。 2:○ 完全2分木では、根は15個の中央値(小さいほうから8番目)に決まり、左右の部分木の根もそれぞれの7個の中央値に決まります。 これを繰り返すと各節点に入る値はすべて一意に決まるので、配置はただ一つです。 3:× 追加順によっては完全2分木になりません。 例えば昇順に追加すると、すべての節点が右の子に連なる一直線の木になります。 4:× 中央値から順に追加すれば完全2分木を作れます。 必ず完全2分木にならないわけではありません。 【ポイント】 2分探索木の形は追加順で変わり、偏ると探索の効率が落ちます。 「形(配置)が一意」と「追加順が一意」は別のことで、配置は一つでも追加順は複数あります。まとめて解く
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