正答2
解説
正解は2です。
IPv6では、基本ヘッダの後ろに必要に応じて拡張ヘッダを付けられます。
セキュリティ用の拡張ヘッダには、認証ヘッダ(AH:Authentication Header)と暗号ペイロードヘッダ(ESP:Encapsulating Security Payload)があります。
これらはIPsecの機能を提供します。
【選択肢別解説】
1:× URLフィルタリングは、閲覧先のURLを見て通信を許可・遮断する機能です。
プロキシサーバや専用製品で実現するもので、IPの拡張ヘッダの機能ではありません。
2:○ ESPの拡張ヘッダを使うと、IPパケットの中身を暗号化できます。
AHでは、改ざんの検知と送信元の認証ができます。
3:× ウイルス検疫は、ネットワークに接続する端末のウイルス感染やパッチの状況を検査する仕組みです。
IPの拡張ヘッダでは実現しません。
4:× 情報漏えいの検知は、DLP(Data Loss Prevention)製品などで通信内容を監視して行います。
IPの拡張ヘッダの機能ではありません。
【ポイント】
IPv4ではIPsecは追加の仕組みでしたが、IPv6では拡張ヘッダとして規格に組み込まれています。
AHは認証と改ざん検知、ESPはそれに加えて暗号化を担います。