損益計算資料から求められる損益分岐点売上高は,何百万円か。
(表)単位 百万円
売上高/500
材料費(変動費)/200
外注費(変動費)/100
製造固定費/100
総利益/100
販売固定費/80
利益/20
正答3
解説
正解は3です。
損益計算資料から損益分岐点売上高を求める計算問題です。
損益分岐点売上高は利益がちょうど0になる売上高で、固定費÷(1-変動費率)で求めます。
【計算】
変動費は、材料費200+外注費100=300百万円です。
変動費率は、300÷500=0.6です。
固定費は、製造固定費100+販売固定費80=180百万円です。
損益分岐点売上高は、180÷(1-0.6)=180÷0.4=450百万円です。
【選択肢別解説】
1:× 225百万円は、外注費だけを変動費とみなし、変動費率を0.2として計算した値(180÷0.8)です。
材料費も変動費に含める必要があります。
2:× 300百万円は、固定費180を変動費率0.6で割った値です。
割る数は変動費率ではなく、1-変動費率(0.4)です。
3:○ 固定費180百万円を1-変動費率の0.4で割ると450百万円になり、計算結果と一致します。
4:× 480百万円は、売上高500百万円から利益20百万円を差し引いた値です。
損益分岐点売上高の求め方ではありません。
【ポイント】
売上高から変動費を引いたものを限界利益といい、売上高に対するその割合(限界利益率)は1-変動費率です。
損益分岐点売上高では、限界利益が固定費とちょうど等しくなります。