表示装置には色彩や濃淡などの表示能力に限界がある。
一つ一つの画素では表現可能な色数が少ない環境でも,幾つかの画素を使って見掛け上表示できる色数を増やし,滑らかで豊かな階調を表現する手法はどれか。
正答4
解説
正解は4です。
表示できる色数が少ない装置でも、複数の画素を組み合わせることで、見掛け上多くの色や階調を表現する手法が問われています。
人の目は細かい点の集まりを平均した色として感じるため、この性質を利用します。
【選択肢別解説】
1:× インデックスカラーは、使用する色を一覧表(カラーパレット)に登録し、各画素には表の番号だけを持たせる方式です。
データ量を減らす表現方法であり、表示色を見掛け上増やす手法ではありません。
2:× オーバレイは、ある画像や表示の上に別の画像や文字を重ねて表示する手法です。
階調を増やすための手法ではありません。
3:× カーニングは、文字の組合せに応じて文字と文字の間隔を調整し、見た目を整える手法です。
色や階調の表現とは関係ありません。
4:○ ディザリングは、色の異なる画素を一定のパターンで並べて、中間の色や滑らかな階調を見掛け上表現する手法です。
新聞写真の網点のように、少ない色数で豊かな階調を表せます。
【ポイント】
ディザリングは、限られた色の点の密度や配置によって中間色を作り出す手法です。
カーニングは文字間隔、オーバレイは重ね合わせと、似た用語の分野を区別しておきましょう。