正答3
解説
正解は3です。
アローダイアグラムから各結合点の最早結合点時刻と最遅結合点時刻を求め、作業の開始日や余裕日数を判断します。
図では、開始点から作業A(5日)と作業B(10日)が出ています。
作業Bの終点から作業Aの終点へダミー作業があり、作業Aの終点(以下、結合点P)からは作業C(20日)、D(30日)、E(10日)が出ています。
作業Bの終点からは作業F(10日)が出て、作業Eと同じ結合点(以下、結合点Q)に入ります。
作業Cの後に作業G(20日)が続き、作業G、作業D、結合点Qからのダミー作業が合流した点(以下、結合点R)から作業H(10日)が出ています。
【計算】
作業Bの終点の最早結合点時刻は10日です。
結合点Pの最早結合点時刻は、作業Aの5日とダミー経由の10日の大きい方で10日です。
作業Cの終点は10+20=30日、結合点Qは10+10=20日です。
結合点Rは、30+20=50日、10+30=40日、20日のうち最大の50日です。
全体の所要日数は50+10=60日で、クリティカルパスは作業B、ダミー、作業C、作業G、作業Hです。
最遅結合点時刻は、結合点Rが50日、結合点Qはダミーで結合点Rにつながるので50日です。
【選択肢別解説】
1:× 作業Cは結合点Pから始まり、結合点Pには作業Bからダミー作業を経てたどり着くので、最も早く開始できるのは10日目です。
作業Aだけを見て5日目とするのは誤りです。
2:× 作業Dは10日目に始めて40日目に終わりますが、結合点Rの最遅結合点時刻は50日です。
10日の余裕があるので、作業Dはクリティカルパス上にありません。
3:○ 作業Eは最早で10日目に始まり、20日目に終わります。
終点の結合点Qの最遅結合点時刻は50日なので、余裕日数は50−20=30日です。
4:× 作業Fの終点である結合点Qの最遅結合点時刻は50日なので、作業Fの最遅開始日は50−10=40日目です。
10日目は作業Fの最早開始日です。
【ポイント】
ダミー作業は所要日数0日の作業で、作業の順序関係だけを表します。
本問のようにダミー作業があると、作業Aの終点に作業Bの完了を待つ必要が生じる点に注意しましょう。