IoTがもたらす効果を“監視”,“制御”,“最適化”,“自律化”の4段階に分類すると,IoTによって工場の機械の監視や制御などを行っているシステムにおいて,“自律化”の段階に達している例はどれか。
正答3
解説
正解は3です。
この問題は、IoT(Internet of Things)の効果を「監視」「制御」「最適化」「自律化」の4段階に分類したとき、最も進んだ「自律化」に当たる例を選ぶものです。
監視はデータを集めて状態を把握する段階、制御は遠隔から機器を操作する段階です。
最適化は集めたデータを分析して運用を改善する段階、自律化は機器が人手を介さずに自ら判断して動く段階です。
【選択肢別解説】
1:× 保守員が遠隔地からインターネット経由で機械の電源のオン・オフを操作するのは、「制御」の段階です。
操作の判断は人が行っています。
2:× センサで集めた温度や振動のデータをクラウド上のサーバに蓄積するのは、「監視」の段階です。
データを集めて状態を把握するにとどまっています。
3:○ 機械同士が互いの状態を常時監視・分析し、人手を介さずに目標に合わせた協調動作を自動で行うのは、「自律化」の段階です。
監視、分析、判断、動作までを機械自身が行っています。
4:× 収集した稼働情報を基に保守員が故障部位を分析して特定するのは、データの分析を人が行っている段階です。
機械が自ら判断して動くわけではないので、「自律化」には達していません。
【ポイント】
「人が判断しているか、機械が自ら判断しているか」が、自律化かどうかを見分けるポイントです。
4段階は、前の段階の機能を土台にして順に高度になっていきます。