正答1
解説
正解は1です。
この問題は、組込みシステムでプログラムの暴走などを検出するウォッチドッグタイマの機能を問うています。
正常なプログラムは一定周期でタイマをクリアするように作られ、クリアが途絶えたことで異常を検出します。
【選択肢別解説】
1:○ 設定時間内にタイマがクリアされなかった場合、プログラムが暴走や停止をしたとみなします。
そのうえでシステムをリセット又は終了させるのが、ウォッチドッグタイマの機能です。
2:× 異常を検出してから一定時間待って通知するという動作ではありません。
ウォッチドッグタイマは、タイマのクリアが途絶えたこと自体を異常と判断する仕組みです。
3:× マスカブル割込みは、ソフトウェアで禁止(マスク)できる割込みです。
暴走したプログラムが割込みを禁止していると通知が届かないため、ウォッチドッグタイマはリセットやマスク不可能な割込みを用います。
4:× 一定時間異常が続いたら上位の管理プログラムを呼び出す、という機能ではありません。
ウォッチドッグタイマは、時間内のクリアの有無で異常を判定してリセット等を行います。
【ポイント】
ウォッチドッグは「番犬」の意味で、定期的な「生存確認(タイマのクリア)」が途絶えるとリセットをかけます。
人が介在できない組込み機器で、ソフトウェアの暴走から自動復帰するための仕組みです。