正答1
解説
正解は1です。
この問題は、ネットワーク層で動作し、AH(Authentication Header、認証ヘッダ)とESP(Encapsulating Security Payload、暗号ペイロード)を含むセキュリティプロトコルを問うています。
【選択肢別解説】
1:○ IPsec(Security Architecture for Internet Protocol)は、ネットワーク層でIPパケットを保護するプロトコル群です。
改ざん検知と送信元認証を行うAHと、暗号化と認証を行うESPの二つを含み、VPNなどに使われます。
2:× S/MIME(Secure/Multipurpose Internet Mail Extensions)は、電子メールの暗号化とデジタル署名の規格です。
アプリケーション層で動作し、AHとESPは含みません。
3:× SSH(Secure Shell)は、遠隔地のコンピュータに安全にログインして操作するためのプロトコルです。
アプリケーション層で動作し、通信経路を暗号化しますが、AHとESPは含みません。
4:× XML暗号は、XML文書の全体や一部の要素を暗号化するための規格です。
文書を対象とする暗号化であり、ネットワーク層のプロトコルではありません。
【ポイント】
IPsecには、データ部分だけを保護するトランスポートモードと、元のパケット全体をカプセル化するトンネルモードがあります。
「ネットワーク層」「AH」「ESP」がそろえばIPsecと判断できます。