正答2
解説
正解は2です。
この問題は、PMBOKガイド第6版のリスク・マネジメントのプロセスのうち、「リスクの定量的分析」の内容を問うています。
リスク・マネジメントは、リスクの特定、定性的分析、定量的分析、対応の計画、対応策の実行、監視の順に進みます。
【選択肢別解説】
1:× 発生の可能性や影響などを評価して、個別リスクに優先順位を付けるのはリスクの定性的分析です。
数値で分析する前に、どのリスクに注目すべきかを絞り込むプロセスです。
2:○ 特定した個別リスクと、その他の不確実性要因が複合した影響を、数量的に分析するのがリスクの定量的分析です。
モンテカルロ・シミュレーションなどを使い、プロジェクト目標全体への影響を数値で評価します。
3:× 全体リスクと個別リスクへの対処のために、選択肢の策定・戦略の選択・対応処置の合意を行うのはリスク対応の計画です。
分析結果を受けて、具体的な対応策を決めるプロセスです。
4:× 全体リスクと個別リスクの要因を特定し、それぞれの特性を文書化するのはリスクの特定です。
特定したリスクはリスク登録簿などに記録されます。
【ポイント】
定性的分析は「優先順位付け」、定量的分析は「数値による全体への影響の分析」と区別しましょう。
定量的分析の代表的な手法には、モンテカルロ・シミュレーション、感度分析、デシジョンツリー分析があります。