ジョブの多重度が1で,到着順にジョブが実行されるシステムにおいて,表に示す状態のジョブA~Cを処理するとき,ジョブCが到着してから実行が終了するまでのターンアラウンドタイムは何秒か。
ここで,OSのオーバヘッドは考慮しない。
単位 秒
ジョブ/到着時刻/処理時間(単独実行時)
A|0|5
B|2|6
C|3|3
正答1
解説
正解は1です。
ターンアラウンドタイムは、ジョブが到着してから実行が終了するまでの時間です。
多重度1で到着順に実行するので、前のジョブが終わるまで次のジョブは待たされます。
【計算】
ジョブAは時刻0に到着し、0秒から5秒まで実行されます。
ジョブBは時刻2に到着し、Aの終了を待って5秒から11秒まで実行されます。
ジョブCは時刻3に到着し、Bの終了を待って11秒から14秒まで実行されます。
Cのターンアラウンドタイム=終了時刻14秒-到着時刻3秒=11秒です。
【選択肢別解説】
1:○ 終了時刻14秒から到着時刻3秒を引いた11秒が、Cのターンアラウンドタイムです。
2:× 12秒は、Cの到着時刻を2秒として計算した場合などの値です。
Cの到着時刻は3秒なので誤りです。
3:× 13秒は、計算の途中で時刻を取り違えた値と考えられます。
Cの待ち時間8秒と処理時間3秒の合計は11秒です。
4:× 14秒は、Cの終了時刻そのものです。
ターンアラウンドタイムは到着時刻からの経過時間なので、到着時刻3秒を引く必要があります。
【ポイント】
ターンアラウンドタイムは「待ち時間+処理時間」でも求められます。
Cの待ち時間は11-3=8秒、処理時間は3秒で、合計11秒です。