製品100個を1ロットとして生産する。
一つのロットからサンプルを3個抽出して検査し,3個とも良品であればロット全体を合格とする。
100個中に10個の不良品を含むロットが合格と判定される確率は幾らか。
正答1
解説
正解は1です。
不良品を含むロットから3個を取り出し、3個とも良品になる確率を求める問題です。
取り出したサンプルは元に戻さないので、1個ごとに残りの個数が減っていく点に注意します。
【計算】
良品は100−10=90個です。
1個目が良品である確率は90/100です。
2個目が良品である確率は、残り99個中89個なので89/99です。
3個目が良品である確率は、残り98個中88個なので88/98です。
求める確率は(90×89×88)/(100×99×98)です。
90/99=10/11、88/98=44/49と約分すると、(10×89×44)/(100×11×49)=39160/53900です。
分子と分母を220で割ると、178/245(約0.727)になります。
【選択肢別解説】
1:○ 元に戻さない抽出で3個とも良品になる確率を約分した値が178/245です。
2:× 405/539(約0.751)は、上の計算結果と一致しません。
3:× 89/110(約0.809)は、3個とも良品になる確率としては大きすぎ、上の計算結果と一致しません。
4:× 87/97(約0.897)は、3個とも良品になる確率としては大きすぎます。
【ポイント】
「戻さない抽出」は、組合せでC(90,3)/C(100,3)と計算しても同じ結果になります。
戻す抽出なら0.9^3=0.729となり、値が近いので取り違えに注意します。