JPCERTコーディネーションセンター“CSIRTガイド(2021年11月30日)”では,CSIRTを機能とサービス対象によって六つに分類しており,その一つにコーディネーションセンターがある。
コーディネーションセンターの機能とサービス対象の組合せとして,適切なものはどれか。
正答1
解説
正解は1です。
CSIRT(Computer Security Incident Response Team)は、セキュリティインシデントに対応する組織です。
JPCERT/CCのCSIRTガイドでは、CSIRTを組織内CSIRT、国際連携CSIRT、コーディネーションセンター、分析センター、ベンダーチーム、インシデントレスポンスプロバイダーの6つに分類しています。
【選択肢別解説】
1:○ コーディネーションセンターは、インシデント対応の中で、CSIRT同士の情報連携や調整を行います。
サービス対象は他のCSIRTです。
2:× インシデントの傾向分析やマルウェアの解析、攻撃の痕跡の分析を行って注意を喚起するのは、分析センターの説明です。
コーディネーションセンターの機能ではありません。
3:× 自社製品の脆弱性に対応し、パッチの作成や注意喚起を行うのは、ベンダーチームの説明です。
サービス対象は自社製品の利用者です。
4:× 組織内CSIRTの機能の一部又は全部を、サービスプロバイダとして有償で請け負うのは、インシデントレスポンスプロバイダーの説明です。
サービス対象は顧客です。
【ポイント】
コーディネーションセンターは「CSIRTのためのCSIRT」と考えると覚えやすく、JPCERT/CC自身もその例です。
6分類それぞれについて、「何をするか」と「誰に向けたサービスか」をセットで押さえます。