アジャイルソフトウェア開発宣言では,“あることがらに価値があることを認めながらも別のことがらにより価値をおく”としている。
“別のことがら”に該当するものの組みはどれか。
正答1
解説
正解は1です。
アジャイルソフトウェア開発宣言は、4組の価値を対比して示しています。
「プロセスやツールよりも個人と対話を」「包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを」「契約交渉よりも顧客との協調を」「計画に従うことよりも変化への対応を」の4つです。
“別のことがら”は、より価値をおくとされた側、つまり「〜よりも〜を」の「を」の側に書かれた項目です。
【選択肢別解説】
1:○ 個人と対話、動くソフトウェア、顧客との協調、変化への対応は、いずれもより価値をおく側の項目です。
“別のことがら”の組として正しい組合せです。
2:× 包括的なドキュメントと計画に従うことは、価値を認めつつも優先度を下げる側の項目です。
それぞれの組でより価値をおくのは、動くソフトウェアと変化への対応です。
3:× プロセスやツールと契約交渉は、価値を認めつつも優先度を下げる側の項目です。
それぞれの組でより価値をおくのは、個人と対話と顧客との協調です。
4:× 4つすべてが、価値を認めながらも優先度を下げる側の項目で、“あることがら”に当たります。
“別のことがら”ではありません。
【ポイント】
アジャイル開発では「人」「動くもの」「協調」「変化」を重視すると覚えます。
宣言はプロセスやドキュメントなどの価値を否定しているのではありません。
それらの価値を認めたうえで、もう一方をより重視するという立場である点に注意します。