正答2
解説
正解は2です。
同じ稼働率の装置Xを直列・並列に組み合わせた三つの構成の稼働率を比べる問題です。
図のAはXを2台並列にした構成です。
図のBは、Xを1台と、Xを2台並列にしたものを直列につないだ構成です。
図のCは、Xを2台直列にした経路を2本並列にした構成です。
Xの稼働率をp(0<p<1)とします。
【計算】
A=1-(1-p)²=2p-p²
B=p×(2p-p²)=2p²-p³
C=1-(1-p²)²=2p²-p⁴
A-C=2p-3p²+p⁴=p(1-p)²(p+2)>0なので、AはCより高いです。
C-B=p³-p⁴=p³(1-p)>0なので、CはBより高いです。
したがって、A、C、Bの順です。
例えばp=0.9なら、A=0.99、C=約0.964、B=0.891です。
【選択肢別解説】
1:× BはCより低いので、A、B、Cの順にはなりません。
2:○ 上の計算のとおり、A>C>Bです。
3:× CはAより低いので、Cが最も高いという並びは誤りです。
4:× Cが先頭である点とBが2番目である点の両方が誤りです。
【ポイント】
直列は稼働率の積、並列は「1-(1-稼働率)の積」で計算します。
具体的な値(p=0.9など)を入れると、大小をすばやく確認できます。
なお、Cを「2台並列にしたものを2段直列」と読んだ場合も、稼働率は(2p-p²)²となります。
これはAより低くBより高いので、順位はA、C、Bで変わりません。