次のオブジェクト図(インスタンスを表す図)に対応する概念データモデルはどれか。
ここで,オブジェクト図及び概念データモデルの表記にはUMLを用いる。
(オブジェクト図:東京:地域-11:仕入先、大阪:地域-25:仕入先/37:仕入先、各仕入先が#01〜#06:仕入に接続し、仕入が136:部品/205:部品/338:部品に接続)
正答2
解説
正解は2です。
UMLのオブジェクト図(インスタンスの関係)から、多重度を読み取って概念データモデルを選ぶ問題です。
図では、東京:地域に11:仕入先が1件つながっています。
大阪:地域には、25:仕入先と37:仕入先の2件がつながっています。
11:仕入先には#01〜#03の仕入3件、25:仕入先には#04と#05、37:仕入先には#06がつながっています。
仕入は、#01と#04が136:部品、#02と#05が205:部品、#03と#06が338:部品に、それぞれ1本ずつつながっています。
【選択肢別解説】
1:× 選択肢1(図のア)は地域と仕入先を1対1としています。
大阪には仕入先が2件あるので、地域1に対して仕入先は多(*)でなければなりません。
2:○ 選択肢2(図のイ)は、地域1対仕入先多、仕入先1対仕入多、仕入多対部品1です。
図の関係とすべて一致します。
3:× 選択肢3(図のウ)は、一つの仕入先に仕入が1件、一つの仕入に部品が多数としています。
実際は一つの仕入先に複数の仕入があり、一つの仕入は部品1件だけなので逆です。
4:× 選択肢4(図のエ)は地域と仕入先を多対多としています。
どの仕入先も一つの地域にしかつながっていないので誤りです。
また、仕入と部品の多重度も選択肢3と同じく逆です。
【ポイント】
多重度は、相手側の1件に何件つながるかを数えて決めます。
部品から見ると仕入が2件ずつつながり、仕入から見ると部品は1件なので、仕入*対部品1になります。