企業が属する業界の競争状態と収益構造を,"新規参入の脅威","供給者の支配力","買い手の交渉力","代替製品・サービスの脅威","既存競合者同士の敵対関係"の要素に分類して,分析するフレームワークはどれか。
正答4
解説
正解は4です。
新規参入の脅威、供給者の支配力、買い手の交渉力、代替製品・サービスの脅威、既存競合者同士の敵対関係の5つは、ポーターが提唱した業界の競争要因です。
この5つの要因で業界の競争状態と収益性を分析する手法を、ファイブフォース分析といいます。
【選択肢別解説】
1:× PEST分析は、政治(Politics)、経済(Economy)、社会(Society)、技術(Technology)の4つの観点から、企業を取り巻くマクロ環境を分析する手法です。
2:× VRIO分析は、経済価値(Value)、希少性(Rarity)、模倣困難性(Imitability)、組織(Organization)の観点から、企業の経営資源の強みを分析する手法です。
3:× バリューチェーン分析は、企業の活動を主活動と支援活動に分け、どの活動で価値が生まれているかを分析する手法です。
4:○ ファイブフォース分析は、問題文に挙げられた5つの競争要因で、業界の競争状態と収益構造を分析するフレームワークです。
【ポイント】
ファイブフォース分析とバリューチェーン分析は、どちらもポーターが提唱した手法です。
外部環境を見るのがPESTとファイブフォース、内部資源を見るのがVRIOとバリューチェーンと整理できます。