システム監査基準(令和5年)に従い,監査目的に基づいて,ガバナンス,マネジメント,コントロールの視点から検証・評価を行う。
“コントロールの視点”から行う項目はどれか。
正答2
解説
正解は2です。
システム監査基準(令和5年)では、ガバナンス、マネジメント、コントロールの3つの視点で検証・評価を行うことが示されています。
ガバナンスは経営陣によるITの方向付けと評価、マネジメントは計画・実行・評価・改善の管理活動、コントロールは個々の業務やシステムで行われる具体的な統制を見る視点です。
【選択肢別解説】
1:× IT投資が適切なリターンを生んでいるかは、経営陣がITの成果を評価する観点であり、ガバナンスの視点です。
2:○ 異常なアクセスを検出した際に適時に対処し報告しているかは、個々の業務で統制が機能しているかを確かめる項目です。
コントロールの視点にあたります。
3:× 情報セキュリティ対策がPDCAサイクルに基づいて管理されているかは、管理活動の仕組みを見る観点であり、マネジメントの視点です。
4:× 新技術を経営戦略のために適時適切に利活用できているかは、経営陣によるITの方向付けを見る観点であり、ガバナンスの視点です。
【ポイント】
「経営陣が方向付けているか」はガバナンス、「PDCAで管理されているか」はマネジメント、「現場の個々の手続が機能しているか」はコントロールと区別します。