正答3
解説
正解は3です。
セキュリティクリアランスは、機密情報を扱う資格(適格性)を、個人について事前に審査して付与する制度です。
欧米では、政府機関や防衛関連企業などで、機密情報に触れる職務に就く人の信頼性を評価するために用いられています。
日本でも、2024年に重要経済安保情報保護活用法が成立し、同様の制度が設けられました。
【選択肢別解説】
1:× インターネットと組織内ネットワークを物理的に分離するのは、ネットワーク分離(エアギャップ)という技術的対策です。
人の適性を評価するセキュリティクリアランスとは異なります。
2:× アクセス権を付与されたアカウントを定期的に調べて不要なものを削除するのは、アカウントの棚卸しです。
権限管理の対策であり、個人の適性評価ではありません。
3:○ 重要な秘密情報を扱う部署に配属される予定の個人について、信頼性や適性を事前に評価するのは、セキュリティクリアランスの事例です。
人的なセキュリティ対策として、情報を扱う前の段階で行われます。
4:× 離席時に机の上の書類や媒体を片付けるのは、クリアデスクという物理的・人的な対策です。
個人の適性を評価する制度ではありません。
【ポイント】
セキュリティクリアランスは「人」の信頼性を事前に確認する仕組みです。
アクセス権の付与は、クリアランス(資格)と、職務上の必要性(Need to Know)の両方を満たす場合に限るのが原則です。